すぐそこにある氷の世界
アジア諸国に比べるとロシアはとても遠く感じるが、
成田から飛行機でわずか2〜3時間で異世界が広がっている。
訪れたのは極東ロシアを流れるアムール川。
夕方になると空のグラデーションがとても美しい。
実際は氷点下の世界だけど、不思議と温かそうに見えてしまう。
夜になると川が全て凍り、車で向こう岸まで行けるらしい。
暑いのか 寒いのか
ウラジオストクのホテルの周りを散策してみる。
寒いと思っていたロシアだが、屋内は暖房がよく効いている。
半袖になるくらい暑いが、たまに外に出ると心地よい。
気持ちの良さに油断して長時間外を歩くと、とても後悔する。。
室内用の薄着に厚手の上着を羽織る、雪国ならではの生活習慣だ。
このあと空港へ行き、私はひとり首都モスクワへ飛んだ。
写真・文章:グラフィックデザイナー 中張 陽子